「ロールとローラ うきぐも城の秘密」はロールパンナファンにとって必見の劇場版アンパンマンなのですが、色々変わった所があるようなので少し考えてみました。
ネタばれ全開で行きますので注意してください。
変わった所をちょっとあげるだけでも、
●OPバトル(例の「アンパンマーン!!」で始まるアレ)が3DCG
●ばいきんまんが途中退場
●しょくぱんまんとカレーパンマンが黒化
●バイキンカラスとも言うべきばいきんまんの角のような物の生えた喋るカラスが登場
●ロールパンナが乙女化
●黒化したロールパンナのデザインが少し違う
●メインキャラであるロールパンナの死と再生
こんなところでしょうか?まだあるかも知れません。
で、今回は時系列について考えてみました。
この映画、時系列が実に難解で、DVDを止めつつ確認してみました。
注目したのは、空の色です。台詞で説明されることは無いものですから...。
そして空の色が「うきぐも城」では少し特殊なんですね~。
でも一応「昼間っぽい色の空」と「夕焼けっぽい空の色」それから「夜の空」を分類してみました。
ややこしいので箇条書きで。
●夜:キャンプをしている子供たちとミミ先生。OPバトルへ「虹のサークル」に吸い込まれる
●?:異空間でOPバトル
●昼:タイトル~ロールパンナが「虹のサークル」を通ってうきぐも城へ
●夕:温室でローラとロールが会話。「好きなんだ…花が」
●夜:庭で「ロールとローラの歌」を歌う
●朝:鳥が鳴く中機械を修理する
●夕:ワンカット黄とピンクの縞模様の空が入る
●夕:お風呂~着替え。着替えシーンの窓の外は黄~紫のグラデーション
●昼:ここから地上の様子。キャンプで自炊している子供たち。空からうきぐも城出現
とまぁこんな感じでした。
この映画、前半のロールとローラの交流と、後半のアンパンマンたちのバトルシーンに分けられると思うのですが、前半だけでこんな感じです。
...この読み取りが正しければ、ロールパンナはアンパンマン達が来るまで最低2日はうきぐも城で過ごしているんですね~。
確かにはじめてあったローラのために命を懸けて戦うのですからこれぐらいの期間は必要かもしれませんね。
ただ、省略した部分が多すぎるのでなんだか奇妙な印象を受けてしまいます。
もしかしたら、前半部分をもうちょっとじっくりやるつもりが尺が足りなくなってしまった...とか、バトルをもう少し多くして欲しいと要望が入った...とかあったのかなぁ...と考えてしまいます。
アンパンマン映画にもロマンアルバムのようなガイドブックを出して欲しいものです。
製作裏話とか初期稿シナリオとか読んでみたい!
まぁちょっと無理な要望かも知れませんけど。
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