ここは、西部の町。
一人の流れ者が白馬にまたがり、町に入ってきました。
酒場の前に馬をつなぎ、やさしくその首を叩くと酒場に入っていきました。
帽子を目深にかぶり、顔には覆面をしているその流れ者は、カウンターに座りました。
「なんだぁ?見ない顔だなぁ。名前はなんて言うんだい?」
常連のカレーパンマンが尋ねましたが、その流れ者は答えません。
「おいおい、何とか言ったらどうだい?」
カレーパンマンは言いました。
バーテンのしょくぱんまんは放っておくようにカレーパンマンに目配せしましたが、カレーパンマンは気がつきません。
ロールパンナは、チラリとカレーパンマンを見ると馬鹿にしたように、
「お前はこの町の保安官か?」
といいました。
「いや?、そういうわけじゃないけど、それが関係あるのかい?」
カレーパンマンは、すこし戸惑いながら言いました。
すると、ロールパンナは、
「だったら余計な口を叩くんじゃない…」
といいました。
カレーパンマンは怒って、
「なんだとぉ?怪しい奴だな!何をしにこの町に来たんだ?答えによっては…」
と言い、腰の特製カレーピストルに手を伸ばしました。
「まぁまぁ、二人ともやめてください。これは私のおごりです」
としょくぱんまんはカウンターに二つのグラスを置きました。
ロールパンナはカレーパンマンから視線をはずし、
「私は降りかかる火の粉を払っただけだ…」
と言い一口すすりました。
カレーパンマンもしぶしぶ座り、
「しょくぱんまん、お前は甘すぎるんだよ…」
と言いました。
しょくぱんまんはロールパンナに
「この町の近くに、盗賊団が砦を作ったのですよ。それでみんな神経質になっているんです。悪気は無いので、許してください」
と言いました。
その頃、ジャム牧場ではメロンパンナが町にお使いに行くように頼まれていました。
「お願いね、メロンパンナちゃん」
「うん、わかったわ」
「最近、ばいきん盗賊団がうろついているから、危ないと思ったらアンパンマン保安官のところに行くのよ?」
「大丈夫よぉ、バタコさん。いってきま~す!!」
バスケットを下げたメロンパンナちゃんは元気よく出かけていきました。
「ジャムおじさん、メロンパンナちゃんを一人でお使いに行かせて大丈夫だったかしら…?」
とバタコさんは不安そうに言いました。
ジャムおじさんは難しい顔をして、
「う~んしかし、もし恐がるそぶりを見せれば、ばいきんまんたちは馬泥棒だけでなく、もっと調子に乗ってこの牧場に手を出してくるだろうからなぁ…」
「メロンパンナちゃん、不安でしょうね…」
「せめてロールパンナが戻って来てくれればいいんだが…どこにいるのやら…」
ロールパンナが酒場から出てくると、愛馬マリンに角砂糖をあげている少女に出会いました。
ロールパンナにはそれがすぐに、長い間会っていない妹のメロンパンナであることがわかりました。
しかし、ロールパンナはぶっきらぼうに
「どいてくれ…」
と言い、メロンパンナを押しのけようとしました。
けれどもメロンパンナはにこにこして言いました。
「この子の名前はなんていうの?なんだか懐かしい感じがしたわぁ」
「名など無い」
すると、メロンパンナはロールパンナの顔をじっと見つめて、
「わたしメロンパンナ。あなたのお名前は?」
と聞きました。
ロールパンナは答えませんでした。
メロンパンナはそれでも話すのをやめずに、今度は
「私のお姉ちゃんはね、私が小さい頃出て行ったきり帰ってこないの。あなた知らない?ロールパンナ、って言うんだけど」
「…さあね…」
そういい捨ててロールパンナはマリンにまたがり、町を出ました。
マリンは不思議そうにロールパンナを何度も見ました。
「なんだよマリン。お前もメロンパンナに会えて良かっただろう?けど、まだ秘密だからな…。」
バイキン砦ではばいきんまんとドキンちゃん、それにカビルンルンたちが酒盛りをしていました。
もうすぐ用心棒がやってくるということで、みんな浮かれきっていました。
「用心棒がやってくればあの目障りなアンパンマン保安官や、しょくぱんまんや、カレーパンマンに一泡吹かしてやれるのだ~~は~ひふ~へほ・ほ・ほ~!!」
「しょくぱんまんさまだけは駄目だからね~!!分かった?!」
「はいはい~。もうドキンちゃんたら...。」
「なんですって!!」
「いえ何でも...。」
そんな会話をしていると砦の前に、ロールパンナがやってきました。
早速扉を開けるカビルンルンたち。
「よくきたな!報酬はたっぷり弾むからアンパンマン達をギッタンギッタンのけちょんけちょんにしてやって頂~戴!!」
「前金で5000...。」
「ま、前金で5000!高すぎよばいきんまん!」
「なら他を当たるんだな...」
そういってロールパンナは愛馬に向かいました。
「待って頂戴!払いますからよろしく頼みますよ!ねっねっねっ?」
もみ手をしながらばいきんまんはロールパンナを引き止めました。
「ちょっとばいきんまん!そんなに払ったら私たちの分が無くなっちゃうじゃないの!」
「大丈夫ドキンちゃん!アンパンマンをやっつけさえすれば、こっちのものよ!油断しているところを...」
「うひひ!ばいきんまんあたまイイ~」
ロールパンナはちょっとイライラした様子で、
「どっちにするんだ?払うのか?払わないのか?」
といいました。
「払います払います!やろう共!用心棒様を部屋に案内して差し上げろ!」
その夜、寝静まったジャム牧場に一つの人影が動いていました。
眠っていたジャムおじさんの枕元に立ったその人影はロールパンナでした。
「おい、起きろ。」
眠い目をこすって起きたジャムおじさんは驚いて言いました
「ロールパンナじゃないか?今までどこに行っていたのかね?」
「静かにしろ!ばいきんまん達がこの牧場を狙っている。明日の朝ここにやってくる。さっさと避難しろ。」
ぶっきら棒に言うロールパンナにジャムおじさんは静かに言いました。
「やれやれ、久しぶりに帰ってきたと思ったらそんな話かね。ここは私たちの牧場だよ。私とお前たちの母さんと汗水流して、やっとここまでにしたんだ。そう簡単に渡せるものか。」
「かあさんの事を言うな!...私はお前を許さない...。かあさんはお前のせいで...。」
そのとき、起きてきたメロンパンナが目をこすりながら
「ジャムおじさん...誰とお話してるの~...」
と扉を開けました。
ジャムおじさんが顔を戻すとロールパンナはもういませんでした。
翌朝いつもの様にメロンパンナは配達に出かけました。いつもと違うのはお供にチーズがいる事でした。
「チーズ!きちんとおぎょうぎよくしているのよ!」
といってメロンパンナは得意げに出かけていきました。
チーズはいつもバタコさんのお供をしているので、メロンパンナは少しお姉さんになったように感じられたのでした。
そんなメロンパンナを見送りながら、ジャムおじさんとバタコさんは寂しそうな笑顔を浮かべていました。
「さて...」とジャムおじさんはいつもはホコリをかぶっているガンベルトを取り、腰に付けました。
バタコさんもライフルに弾を込めました。
静かな朝の空気が、耳に痛いほどでした。
「チーズ!どこへ行くのよぅ!チーズったら!」
町に来ていたメロンパンナは一緒にいたチーズが突然吠え、駆け出していったのにビックリして叫びました。
それを聞いたしょくぱんまんとカレーパンマンは顔を見合わせ頷きました。そして、
「チーズは私たちが追いかけます。メロンパンナちゃんは保安官の所へ知らせに行ってください!」
としょくぱんまんは言いました。
カレーパンマンがピストルにカレーを補充し、しょくぱんまんがカウンターの裏からライフルを取り出したのを見て、メロンパンナは何が起こっているのかを理解しました。
それで、メロンパンナは頭を振り、
「私もいく!ジャムおじさんたちがしんぱいだもの!」
といいました。
「いや、メロンパンナちゃんが来ると足手まといだからよ、アンパンマンと一緒にいてくれよな?ジャムおじさんは俺たちが助けてくるからよ!」
とカレーパンマン。
「カレーパンマン、そういう言い方は無いでしょう。それに私たちだけでバイキン盗賊団を追い払えるか...」
「しょくぱんまん、だからお前は甘いんだよ!何とかしなくちゃならないだろ!男なら黙ってやるだけさ!」
「そうして黙ってやられるんですか?もっとよく考えて...」
「なにお!」
「なんですか!」
そこへ、やってきたアンパンマン保安官が仲裁に入りました。
「まぁまぁ二人とも~。バイキン盗賊団が何かしているなら、保安官の僕の出番だよね?」
「う~んまあ、そうなりますね...」
「しかしアンパンマン一人に行かせるわけには行かないぜ?!当然俺たちも行くぜ!」
「アンパンマン!あたしも行くわ!」
アンパンマンは困った顔でメロンパンナを見ました。
「メロンパンナちゃん、ジャムおじさんたちは僕たちに任せて。メロンパンナちゃんにもしものことがあったら大変だよ。僕たちジャムおじさんに叱られちゃうよ」
と言いアンパンマンはにっこり笑いました。
「大丈夫。心強い味方が二人もいるんだもの。僕たちに任せて!」
メロンパンナは目を大きく開いてアンパンマンを見つめていましたが、やがて微笑んで大きくうなづきました。
アンパンマン達が町を通り抜けようとしていると、広場に大きな処刑台が見えてきました。
その上にはジャムおじさんとバタコさんが縛られた上に、首にロープをかけられていました。
「あ~あ~、アンパンマンアンパンマン。二人の命が惜しければさっさと出てきなさい」
ばいきんまんは得意顔で拡声器で呼びかけました。
そして、処刑台の前にはロールパンナが立っていました。
アンパンマンはまっすぐに広場に出て行き、
「僕はここにいるぞ!ばいきんまん!悪いことはやめるんだ!」
と大きな声で言いました。
「いつまでそんなことを行っていられるかな?今回はいつものようには行かないもんね~!一対一の勝負だ!お前が負けたらこの町から出て行け!もし俺様の用心棒が負けたら俺様たちはこの町から出て行ってやる!...アンパンマン、この勝負受けて立つか?もしいやだといったら...二人の命は保障できないけどな!は~ひふ~へほー!!」
アンパンマンは少し考え、答えました。
「ようし、その勝負受けて立とうじゃないか。だから二人を放すんだ!」
「や~だよっ!」
「なんだってぇ!?」
「イイからさっさと勝負す・る・ん・だ !」
「くそう...ばいきんまんめぇ...!」
アンパンマンは、用心棒の前に進み出ました。
「ロールパンナちゃん!どうしてこんなことを!?ジャムおじさんは君のお父さんじゃないか!」
しかし、ロールパンナは硬い表情でアンパンマンを見つめたまま、低い声で言いました。
「うるさい...さっさと勝負しろ!」
二人は対峙し、にらみ合いました。
周りの町の人たちは固唾を呑んで見守っています。
風に吹かれてタンブルウィードが転がっていきました。
そのとき、メロンパンナが飛び出してきて
「ロールパンナおねえちゃん!やめて!ジャムおじさんにひどいことしないで!」
と叫びました。
アンパンマンとロールパンナは一瞬気を取られ、そして同時にピストルを抜きました。
銃声はひとつに聞こえました。
二人はしばらく見つめあい、そしてアンパンマンはがっくりと膝を突きうつぶせに倒れました。
「アンパンマン!」
皆、そう叫び動くことが出来ませんでした。
ロールパンナはゆっくりばいきんまんの方を振り向き、
「さぁ、アンパンマンは倒したぞ。残金を貰おうか」と言いました。
メロンパンナはそれを聞いてロールパンナのほうに駆け出していきました。
そして、ロールパンナの胸をこぶしで叩きながら泣きじゃくりました。
会いたかった姉が大好きなアンパンマンを倒したことに、混乱していたのでした。
そんな二人を見ながら、カレーパンマンはばいきんまんに言いました。
「ばいきんまん!これで気が済んだだろう!ジャムおじさんとバタコさんを解放するんだ!」
しかし、ばいきんまんはニヤニヤしながら
「はひ?俺様そんな約束したっけ?ねぇドキンちゃんどうだったっけ?」
「うひひ。そんなこと言ってないわよね~!」
「なんだとぉ!最初ッからそのつもりだったのか?!」
ばいきんまんはカビルンルンたちに
「野郎共!みんなまとめてやっつけてしまえ~!!」
と命令しました。
広場は大混乱になりました。
逃げ惑う人、カビルンルンたちとの銃撃戦、そしてばいきんまんは処刑台のレバーを思いっきり引きました。
ジャムおじさんとバタコさんの足元の板が開き、二人はなすすべもなく落ちていきました。
ロールパンナは指笛を吹きました。
その音はあたりの騒音を貫き、響き渡りました。
すると、マリンが風のように駆けて来て、処刑台の下に飛び込みました。
同時にしょくぱんまんが二階のテラスからライフル銃でロープを狙い撃ちしました。
マリンが処刑台の下から出てきた時には二人を背中に乗せていました。
「早く!アンパンマンの新しい顔を焼くよ!」
町の皆に助けられ、ジャムおじさんとバタコさんは急いでパンを焼く準備をしました。
ロールパンナとメロンパンナはアンパンマンの肩を支え、物陰に走り込みました。
「アンパンマン!いつまで死んだフリしているんだ!さっさと戦うんだ!」
ロールパンナがそういうとアンパンマンは照れたように笑い、
「どお?やられたように見えたかなぁ?」
と言いました。
「...のんきな奴だな...さぁ!行くぞ!」
「メロンパンナちゃん、ジャムおじさんの所に避難しててね!」
そういって二人は飛び出していきました。
メロンパンナは物陰に隠れたまま、くすくす笑いました。
時折流れ弾が飛び交う中、いつまでも笑っていました。
ロールパンナは両手にピストルを持ち、アンパンマンと背中合わせになり、二人でバイキン盗賊団と戦い続けました。
カレーパンマン、しょくぱんまんもそれぞれ戦い、カビルンルンたちはだんだん劣勢になってきました。
「ええい!カビルンルン!逃げるな~!!」
ばいきんまんはアンパンマンが無傷なのを見てあわてて言いましたが、もうバイキン盗賊団は総崩れでした。
「こうなったら~!処刑台ロボの登場だ!」
ばいきんまんがリモコンを操作すると、処刑台が変形し、巨大なロボットになりました。
「は~ひふ~へほ~!!お前らみんなぺしゃんこにしてやるぅ~ぅ!!」
そのときアンパンマン号がやってきました。
その上にはバタコさんがアンパンマンの新しい顔を持って、
「アンパンマ~ン!!新しい...顔...よ?」
と、元気なアンパンマンを見てぽかんとしました。
「バタコさんありがとうございます!!でもまだ僕は戦えま~す!!」
そういってアンパンマンと他の三人は顔を見合わせ頷くと、空に飛び立ちこぶしを突き出してバイキン処刑ロボに向かって行きました。
「クワッドパ~ンチ!!」
四人のパンチを受け、ばいきんまんは空のかなたに吹っ飛んでいきました。ドキンちゃんも飛んで行きました。
「ばいばいき~ん!!!」「かびかびかび~」
「もう行っちゃうの?」
メロンパンナは寂しそうに言いました。
「あぁ。長居しすぎたようだ...」
ロールパンナは愛おしそうにメロンパンナを見つめて言いました。
「ここは私には眩しすぎる。あの草のように風に任せて転がるのが性に合っているようだ」
ジャムおじさん、バタコさん、アンパンマン、しょくぱんまん、カレーパンマン、それに町の皆もロールパンナを見送りに出てきました。
ジャムおじさんは、
「ここはお前のふるさとだよ。いつでも帰ってきておくれ。たとえ私を許せないとしても、妹の顔くらい見に来ておくれ」
と言いました。
けれどもロールパンナは
「ふん...」
と答えず、メロンパンナに一つの袋を渡しました。
ずっしりと重いその袋を受け取って戸惑っているメロンパンナをさっと抱きしめると、ひらりとマリンにまたがり「じゃあな!メロンパンナ!また会おう!」
といってたちまち荒野の向こうに駆けていきました。
「メロンパンナちゃん、その袋はなんだったの?」
ジャム牧場に戻ると、アンパンマンは聞きました。
メロンパンナが袋を開けてみると、中には金貨がぎっしり入っていました。
「ロールパンナのやつ...」
ジャムおじさんはパイプをくわえにこにこしました。
そしてロッキングチェアに座るとゆっくり揺らし始めました。
メロンパンナは窓から夜空を見上げると
「お姉ちゃん...ロールパンナお姉ちゃん、ありがとう」
と言いました。
外ではいつものようにタンブルウィードが転がっていました。
2011年5月19日木曜日
2011年3月2日水曜日
劇場版アンパンマン「ブラックノーズと魔法の歌」の感想
去年の夏公開の最新作。
お祭りをしようとしている街の人たち。
その頃、岩の下の洞窟でブラックノーズ(魔女みたいな巨人)がカーナという女の子にオカリナを持たせて街に送り出す。
ブラックノーズはカーナを娘として育て、楽しいことは間違っていると教育していた。
カーナはメロンパンナと出会い、パン工場に記憶喪失の女の子として世話になる。
そして、夜ごと出かけてはオカリナを吹く。
オカリナの音色を聞いた者は心の中が真っ暗になってしまう。
そうすることによってブラックノーズの封印は解かれるのだった。
しかしカーナはアンパンマン達と交流することによって少しずつ本当に楽しいことは間違っているのだろうかという疑問を抱くようになる...。
感想としては、ばいきんまんの活躍が少ない!!ということですかね~。
アンパンマンのライバルのはずがほとんど活躍ナシ!!という珍しいことに。
「うきぐも城」でもあんまり活躍しませんでしたが、今回はさらに目立ちませんでした...。
一応クライマックスへの切っ掛けを作りはしましたが...。
そしてロールパンナは一ミリも出ませんでした...。
ストーリーもなんだか今まで見てきたアンパンマン映画とは違っていて、暗い感じでした。
カーナは正しいことと思い、オカリナを吹くのですが、なんだか裏切り者のような雰囲気になってしまっていました。
なんだか話のメリハリが少ないような気がしました。
カーナは最初、心を閉ざしているのですが徐々にブラックノーズの言うことに疑問を抱くようになる、という描写をもう少し分かりやすくすれば良いのにと思いました。
せっかくアンパンマンと語り合うシーンがあるのに、ちょっと掘り下げが足りないかなぁ...と思いました。
そしてブラックノーズの動機の不可解さ。
封印された理由や、何故皆の心を暗くすると封印が解かれるのか?という説明がほとんど無いのでイマイチブラックノーズの行動に納得がいかないのでした。
見終わった後スカッとはしませんね...。
カーナの声が結構凛々しい感じでカッコよかったです。
黒い翼が出てくるし。
浄化されたカーナはちょっとプリキュア?とか思ってしまいました。
しかし、マンネリから脱却しようとしている所は良いと思いました。
色々言いましたが結構面白いですし。
お祭りをしようとしている街の人たち。
その頃、岩の下の洞窟でブラックノーズ(魔女みたいな巨人)がカーナという女の子にオカリナを持たせて街に送り出す。
ブラックノーズはカーナを娘として育て、楽しいことは間違っていると教育していた。
カーナはメロンパンナと出会い、パン工場に記憶喪失の女の子として世話になる。
そして、夜ごと出かけてはオカリナを吹く。
オカリナの音色を聞いた者は心の中が真っ暗になってしまう。
そうすることによってブラックノーズの封印は解かれるのだった。
しかしカーナはアンパンマン達と交流することによって少しずつ本当に楽しいことは間違っているのだろうかという疑問を抱くようになる...。
感想としては、ばいきんまんの活躍が少ない!!ということですかね~。
アンパンマンのライバルのはずがほとんど活躍ナシ!!という珍しいことに。
「うきぐも城」でもあんまり活躍しませんでしたが、今回はさらに目立ちませんでした...。
一応クライマックスへの切っ掛けを作りはしましたが...。
そしてロールパンナは一ミリも出ませんでした...。
ストーリーもなんだか今まで見てきたアンパンマン映画とは違っていて、暗い感じでした。
カーナは正しいことと思い、オカリナを吹くのですが、なんだか裏切り者のような雰囲気になってしまっていました。
なんだか話のメリハリが少ないような気がしました。
カーナは最初、心を閉ざしているのですが徐々にブラックノーズの言うことに疑問を抱くようになる、という描写をもう少し分かりやすくすれば良いのにと思いました。
せっかくアンパンマンと語り合うシーンがあるのに、ちょっと掘り下げが足りないかなぁ...と思いました。
そしてブラックノーズの動機の不可解さ。
封印された理由や、何故皆の心を暗くすると封印が解かれるのか?という説明がほとんど無いのでイマイチブラックノーズの行動に納得がいかないのでした。
見終わった後スカッとはしませんね...。
カーナの声が結構凛々しい感じでカッコよかったです。
黒い翼が出てくるし。
浄化されたカーナはちょっとプリキュア?とか思ってしまいました。
しかし、マンネリから脱却しようとしている所は良いと思いました。
色々言いましたが結構面白いですし。
2011年3月1日火曜日
劇場版アンパンマン「シャボン玉のプルン」感想
今回はクリームパンダ(幼児のヒーロー見習いみたいなキャラ)がメインでした…。
あらすじとしては、シャボン玉ショーのメンバーの一人、「プルン」が上手くシャボン玉を操れず、自信をなくしているがアンパンマンやクリームパンダのおかげで元気を取り戻す、というお話。
しかし、演出が悪いのかテンポがイマイチなんですね…。クリームパンダというキャラが幼すぎるのでプルンとの会話に深みが出にくいというところもあるのかも知れません。アンパンマンを目標に頑張っているクリームパンダを見て元気を取り戻す、というストーリーラインはとてもいいのに。
あと、プルンの声優が芸能人で、とても微妙でした。
そしてロールパンナは一瞬たりとも出ませんでした…。
この感想は2009/1/20に書いたものです。
あらすじとしては、シャボン玉ショーのメンバーの一人、「プルン」が上手くシャボン玉を操れず、自信をなくしているがアンパンマンやクリームパンダのおかげで元気を取り戻す、というお話。
しかし、演出が悪いのかテンポがイマイチなんですね…。クリームパンダというキャラが幼すぎるのでプルンとの会話に深みが出にくいというところもあるのかも知れません。アンパンマンを目標に頑張っているクリームパンダを見て元気を取り戻す、というストーリーラインはとてもいいのに。
あと、プルンの声優が芸能人で、とても微妙でした。
そしてロールパンナは一瞬たりとも出ませんでした…。
この感想は2009/1/20に書いたものです。
2011年2月28日月曜日
劇場版アンパンマン「いのちの星のドーリィ」感想
漂う宮沢賢治臭。
もう星祭、疎外感を味わう主人公、物悲しいラテン音楽というところでますむら版銀河鉄道の夜を思い出しました。あと、命の星の設定は「貝の火」っぽい?
今回はまた随分重い話でした。
海に捨てられた人形を拾うアンパンマン。
その夜、アンパンマンと同じ「命の星」により命を得る人形=ドーリィ。
しかし、せっかく得た命なんだから好きなことをして生きる、と言い切り自分勝手なドーリィ。しかしだんだん命の火が弱くなってきて…。という話。
この火が弱くなってくるという展開、かなり恐いですね~。
あと、ばいきんまんがもうちょっと本質的に絡んでくると思ったのですが、そうでもなくちょっとがっかり。アンパンマンファンの間では評価が高いようなのでちょっと期待しすぎたのかも。そういう点ではこの間見た「ハピー」の方が良かったかなぁ…。
ロールパンナが出てきましたよ!!一シーンのみですが。
毎回皆で「アンパンマーン!!」と叫んで始まるのですが、メロンパンナも一緒に叫んでるのはどうかと思います。一応スーパーヒーローでしょ。少しはスーパーガールを見習いなさい!!といいたくなります。
同時放映の「コキンちゃんの青い涙」はコキンちゃんの声優が微妙でした…。テーマソングもちょっと下手…。と思ったらまた芸能人でした…。
一応フォローすると、きちんとした展開とビジュアルで見せる映画になっています。
それまで意地を張っていたドーリィがアンパンマンの胸で泣くシーンは思わず涙しそうになりました。
クライマックスもかなり燃える展開で、死んでしまったアンパンマンにドーリィが身を挺して守るシーンはグッと来ました。
この感想は2009/1/5に書いたものです。
もう星祭、疎外感を味わう主人公、物悲しいラテン音楽というところでますむら版銀河鉄道の夜を思い出しました。あと、命の星の設定は「貝の火」っぽい?
今回はまた随分重い話でした。
海に捨てられた人形を拾うアンパンマン。
その夜、アンパンマンと同じ「命の星」により命を得る人形=ドーリィ。
しかし、せっかく得た命なんだから好きなことをして生きる、と言い切り自分勝手なドーリィ。しかしだんだん命の火が弱くなってきて…。という話。
この火が弱くなってくるという展開、かなり恐いですね~。
あと、ばいきんまんがもうちょっと本質的に絡んでくると思ったのですが、そうでもなくちょっとがっかり。アンパンマンファンの間では評価が高いようなのでちょっと期待しすぎたのかも。そういう点ではこの間見た「ハピー」の方が良かったかなぁ…。
ロールパンナが出てきましたよ!!一シーンのみですが。
毎回皆で「アンパンマーン!!」と叫んで始まるのですが、メロンパンナも一緒に叫んでるのはどうかと思います。一応スーパーヒーローでしょ。少しはスーパーガールを見習いなさい!!といいたくなります。
同時放映の「コキンちゃんの青い涙」はコキンちゃんの声優が微妙でした…。テーマソングもちょっと下手…。と思ったらまた芸能人でした…。
一応フォローすると、きちんとした展開とビジュアルで見せる映画になっています。
それまで意地を張っていたドーリィがアンパンマンの胸で泣くシーンは思わず涙しそうになりました。
クライマックスもかなり燃える展開で、死んでしまったアンパンマンにドーリィが身を挺して守るシーンはグッと来ました。
この感想は2009/1/5に書いたものです。
2011年2月27日日曜日
劇場版アンパンマン 「ハピーの大冒険」感想
キッズステーションにて視聴。
う~、ぬるいなぁ…。
この間見た「夢猫の国のニャニィ」とほとんど同じな展開のような…。
でもこっちの方がアンパンマンがきちんと主役していて良かったです。
アンパンマンにあこがれる少年と強くなりたいという思いに付け込むばいきんまんがイイ感じだったのに、かなりあっさりしてました。それを深くやるとスターウォ-ズになってしまいますね。
主役のアンパンマンとカレーパンマン、しょくぱんまんの三人がメインで脇役がでしゃばってこないのが好印象。これがスタンダードなアンパンマンの劇場版なのかな、と思いました。
そういえば「夢猫の国のニャニィ」の夢猫の国の樹木はやなせたけしの狂気がにじみ出ているようでちょっと恐かったです。
同時放映の「くろゆき姫とモテモテばいきんまん」はくろゆき姫がセクシーでよかったです。一部ではベティ・ブープに似てるとか何とか。
ロールパンナは一ミリも出ませんでした…。
…じわじわ来ますねコレ…。
アンパンマンカッコイイ!!
この感想は2009/1/4に書いたものです。
う~、ぬるいなぁ…。
この間見た「夢猫の国のニャニィ」とほとんど同じな展開のような…。
でもこっちの方がアンパンマンがきちんと主役していて良かったです。
アンパンマンにあこがれる少年と強くなりたいという思いに付け込むばいきんまんがイイ感じだったのに、かなりあっさりしてました。それを深くやるとスターウォ-ズになってしまいますね。
主役のアンパンマンとカレーパンマン、しょくぱんまんの三人がメインで脇役がでしゃばってこないのが好印象。これがスタンダードなアンパンマンの劇場版なのかな、と思いました。
そういえば「夢猫の国のニャニィ」の夢猫の国の樹木はやなせたけしの狂気がにじみ出ているようでちょっと恐かったです。
同時放映の「くろゆき姫とモテモテばいきんまん」はくろゆき姫がセクシーでよかったです。一部ではベティ・ブープに似てるとか何とか。
ロールパンナは一ミリも出ませんでした…。
…じわじわ来ますねコレ…。
アンパンマンカッコイイ!!
この感想は2009/1/4に書いたものです。
2011年2月26日土曜日
劇場版アンパンマン「うきぐも城のひみつ」感想
一匹狼のロールパンナに親友が出来る話。
しょっぱなに3Dアニメになってどうしようかと思いました…。
そして実質ロールパンナが主人公でした。
まごころ草の咲くうきぐも城に迷い込んだロールパンナはローラと出会い仲良くなります。
いつもクールなロールパンナがまごころ草のせいでおしとやかになるところが見所です。
うきぐも城主のローラ姫が江戸っ子全開でよかったです。ツンデレすぎる…。
今回もブラックロールパンナが大活躍でした~
でもラストのロールパンナ復活はちょっと納得がいきませんでした…。
この感想は2009/1/2に書いたものです。
しょっぱなに3Dアニメになってどうしようかと思いました…。
そして実質ロールパンナが主人公でした。
まごころ草の咲くうきぐも城に迷い込んだロールパンナはローラと出会い仲良くなります。
いつもクールなロールパンナがまごころ草のせいでおしとやかになるところが見所です。
うきぐも城主のローラ姫が江戸っ子全開でよかったです。ツンデレすぎる…。
今回もブラックロールパンナが大活躍でした~
でもラストのロールパンナ復活はちょっと納得がいきませんでした…。
この感想は2009/1/2に書いたものです。
2011年2月25日金曜日
劇場版アンパンマン「幽霊船をやっつけろ!」感想
とうとうアンパンマンに燃えるようになってしまいました…。
しかし、実際見てみるとまるでジャスティスリーグのような展開!!
敵になってしまった味方が強くなるというお約束や、きちんと劇場版の雰囲気を持ったカットとか、王道であるが故の安心感とストレートに響いてくるストーリーと、かなり楽しめました。
ロールパンナが正義の心を抜き取られ、ブラックロールパンナとしてアンパンマンの前に立ちふさがる!!
食パンマン、アンパンマン、カレーパンマンはなすすべもなくつかまってしまう!!
頼みの綱の正義の心の素、「まごころ草」の花粉もばいきんまんにより空に散らされてしまう!!どうするアンパンマン!!どうするメロンパンナ!!
(メロンパンナはロールパンナの妹なのです!!)
めちゃ燃える展開です!!
そしてロールパンナがカッコいいです!!
次回は「うきぐも城のひみつ」を見る予定。
この感想は2008/12/30に書いたものです。
しかし、実際見てみるとまるでジャスティスリーグのような展開!!
敵になってしまった味方が強くなるというお約束や、きちんと劇場版の雰囲気を持ったカットとか、王道であるが故の安心感とストレートに響いてくるストーリーと、かなり楽しめました。
ロールパンナが正義の心を抜き取られ、ブラックロールパンナとしてアンパンマンの前に立ちふさがる!!
食パンマン、アンパンマン、カレーパンマンはなすすべもなくつかまってしまう!!
頼みの綱の正義の心の素、「まごころ草」の花粉もばいきんまんにより空に散らされてしまう!!どうするアンパンマン!!どうするメロンパンナ!!
(メロンパンナはロールパンナの妹なのです!!)
めちゃ燃える展開です!!
そしてロールパンナがカッコいいです!!
次回は「うきぐも城のひみつ」を見る予定。
この感想は2008/12/30に書いたものです。
2011年1月27日木曜日
「ロールとローラ うきぐも城のひみつ」の時系列について考えてみた。
「ロールとローラ うきぐも城の秘密」はロールパンナファンにとって必見の劇場版アンパンマンなのですが、色々変わった所があるようなので少し考えてみました。
ネタばれ全開で行きますので注意してください。
変わった所をちょっとあげるだけでも、
●OPバトル(例の「アンパンマーン!!」で始まるアレ)が3DCG
●ばいきんまんが途中退場
●しょくぱんまんとカレーパンマンが黒化
●バイキンカラスとも言うべきばいきんまんの角のような物の生えた喋るカラスが登場
●ロールパンナが乙女化
●黒化したロールパンナのデザインが少し違う
●メインキャラであるロールパンナの死と再生
こんなところでしょうか?まだあるかも知れません。
で、今回は時系列について考えてみました。
この映画、時系列が実に難解で、DVDを止めつつ確認してみました。
注目したのは、空の色です。台詞で説明されることは無いものですから...。
そして空の色が「うきぐも城」では少し特殊なんですね~。
でも一応「昼間っぽい色の空」と「夕焼けっぽい空の色」それから「夜の空」を分類してみました。
ややこしいので箇条書きで。
●夜:キャンプをしている子供たちとミミ先生。OPバトルへ「虹のサークル」に吸い込まれる
●?:異空間でOPバトル
●昼:タイトル~ロールパンナが「虹のサークル」を通ってうきぐも城へ
●夕:温室でローラとロールが会話。「好きなんだ…花が」
●夜:庭で「ロールとローラの歌」を歌う
●朝:鳥が鳴く中機械を修理する
●夕:ワンカット黄とピンクの縞模様の空が入る
●夕:お風呂~着替え。着替えシーンの窓の外は黄~紫のグラデーション
●昼:ここから地上の様子。キャンプで自炊している子供たち。空からうきぐも城出現
とまぁこんな感じでした。
この映画、前半のロールとローラの交流と、後半のアンパンマンたちのバトルシーンに分けられると思うのですが、前半だけでこんな感じです。
...この読み取りが正しければ、ロールパンナはアンパンマン達が来るまで最低2日はうきぐも城で過ごしているんですね~。
確かにはじめてあったローラのために命を懸けて戦うのですからこれぐらいの期間は必要かもしれませんね。
ただ、省略した部分が多すぎるのでなんだか奇妙な印象を受けてしまいます。
もしかしたら、前半部分をもうちょっとじっくりやるつもりが尺が足りなくなってしまった...とか、バトルをもう少し多くして欲しいと要望が入った...とかあったのかなぁ...と考えてしまいます。
アンパンマン映画にもロマンアルバムのようなガイドブックを出して欲しいものです。
製作裏話とか初期稿シナリオとか読んでみたい!
まぁちょっと無理な要望かも知れませんけど。
ネタばれ全開で行きますので注意してください。
変わった所をちょっとあげるだけでも、
●OPバトル(例の「アンパンマーン!!」で始まるアレ)が3DCG
●ばいきんまんが途中退場
●しょくぱんまんとカレーパンマンが黒化
●バイキンカラスとも言うべきばいきんまんの角のような物の生えた喋るカラスが登場
●ロールパンナが乙女化
●黒化したロールパンナのデザインが少し違う
●メインキャラであるロールパンナの死と再生
こんなところでしょうか?まだあるかも知れません。
で、今回は時系列について考えてみました。
この映画、時系列が実に難解で、DVDを止めつつ確認してみました。
注目したのは、空の色です。台詞で説明されることは無いものですから...。
そして空の色が「うきぐも城」では少し特殊なんですね~。
でも一応「昼間っぽい色の空」と「夕焼けっぽい空の色」それから「夜の空」を分類してみました。
ややこしいので箇条書きで。
●夜:キャンプをしている子供たちとミミ先生。OPバトルへ「虹のサークル」に吸い込まれる
●?:異空間でOPバトル
●昼:タイトル~ロールパンナが「虹のサークル」を通ってうきぐも城へ
●夕:温室でローラとロールが会話。「好きなんだ…花が」
●夜:庭で「ロールとローラの歌」を歌う
●朝:鳥が鳴く中機械を修理する
●夕:ワンカット黄とピンクの縞模様の空が入る
●夕:お風呂~着替え。着替えシーンの窓の外は黄~紫のグラデーション
●昼:ここから地上の様子。キャンプで自炊している子供たち。空からうきぐも城出現
とまぁこんな感じでした。
この映画、前半のロールとローラの交流と、後半のアンパンマンたちのバトルシーンに分けられると思うのですが、前半だけでこんな感じです。
...この読み取りが正しければ、ロールパンナはアンパンマン達が来るまで最低2日はうきぐも城で過ごしているんですね~。
確かにはじめてあったローラのために命を懸けて戦うのですからこれぐらいの期間は必要かもしれませんね。
ただ、省略した部分が多すぎるのでなんだか奇妙な印象を受けてしまいます。
もしかしたら、前半部分をもうちょっとじっくりやるつもりが尺が足りなくなってしまった...とか、バトルをもう少し多くして欲しいと要望が入った...とかあったのかなぁ...と考えてしまいます。
アンパンマン映画にもロマンアルバムのようなガイドブックを出して欲しいものです。
製作裏話とか初期稿シナリオとか読んでみたい!
まぁちょっと無理な要望かも知れませんけど。
2010年11月6日土曜日
赤いハート (ファン小説)
ああ とつぜんかわるのよ
こころがかわる
思い出す 愛と 優しいこころを
ああ いまは よくわかる よくみえる
うれしいんだ ルルララララルララ
ローラ姫は、入浴してさっぱりしました。
ロールパンナが浴槽の準備をしてくれたり、髪を洗ってくれたりしたので、まるで本当のお姫様のようでした。
その後、寝室のクローゼットに入り、ロールパンナと一緒にたくさんのクッションをベッドに運びました。
ベッドはとても大きかったので、全部並べてもまだ十分に二人が寝る場所がありました。
ローラはベッドに入り、うきうきしていました。
何しろ、このお城にお客様が泊まるということは、初めてだったからです。
まして親友を泊めるなんていうことは。
気がつくと、ロールパンナはじゅうたんの上に寝そべっていました。
「…ロールパンナ?」
なぜ、一緒にベッドを用意したのに、じゅうたんの上に寝るのだろうと、ローラは怪訝に思いました。
「一緒に寝ようよ」
とローラは 言いました。
しかし、ロールパンナは、
「わたしは、ここでいい」
と、ベッドに入ろうとはせず、マントを自分の身体に巻きつけました。
ロールパンナは今までずっと、洞穴や草原で寝ていたのでふわふわのベッドで寝るのが、なんだか恐かったのでした。
そんなロールパンナにとっては、じゅうたんでさえとても気持ちのいい寝床に思えたのでした。
ローラは口を真一文字に結んで、しばらくロールパンナを見ていましたが、持っていたクッションをロールパンナに投げつけました。
次から次へ、いくつもいくつも、投げました。
どんどん投げたものですから、ロールパンナはクッションに埋もれて見えなくなってしまいました。
我に返ったローラは、なんて事をしてしまったのだろう、とすぐに謝ろうとしました。
するとやわらかいクッションが、ローラの顔にぶつかりました。
ロールパンナが、クッションを投げ返してきたのでした。
その表情は楽しそうでした。
それを見るとローラはいっぺんに元気になりました。
「やったなぁ!」
とクッションを拾い、投げ返しました。
そして、クッションの中でもがいているロールパンナに向かって飛びかかりました。
ロールパンナの身体は勝手に反応していました。
あっという間にローラを組み伏せていたのです。
あわててロールパンナは手を離し、
「すまない、大丈夫?」
と聴きました。
ローラは、
「これくらい、へっちゃらさ」
といいましたが、やっぱり痛そうでした。
「私はどこにいても迷惑をかけてしまうな…」
とロールパンナは寂しそうにいいました。
ローラはあわててロールパンナの手をとり、
「誰だって間違える事はあるよ」
とロールパンナを慰めました。
それでもロールパンナは少し寂しそうでした。
「さぁ、もう寝ようぜ」
とわざと元気よく言って、
「ロールパンナも、ベッドで寝ろよ。あたいがついているから寂しくないだろ?」
と冗談めかして言いました。
ロールパンナは
「うん…」
とうなづきました。
ロールパンナはふかふかのベッドの中で身体を硬くしていました。
それに気がついたローラは、そっとロールパンナの手を握ってあげました。
ロールパンナはちょっと驚いた顔をしましたが、息を大きく吸って、はきました。
そして、にっこり笑って、
「暖かい…」
と言いました。
ローラも、微笑みました。
「まるで、雲の中で寝ているみたいだ」
「そうさ、ここはうきぐも城だからな」
「でも、雲よりもずっと暖かい」
「ふたりで寝るとよけいさぁ」
ロールパンナは、微笑みながら、なぜだか泣きたいような気持ちになりました。
今まで誰かと一緒に、他人に心を開くことはほとんど無かったのです。
「ローラ…」
と呼んでみました。
「ん?」
「ローラ?」
「なんだい?」
「…ローラ…」
「なんだよぅ」
ロールパンナはローラの名を口にするたび快い気持ちがこころの中に生まれるのでした。
ローラは何度も自分の名を呼ぶロールパンナを見てくすくす笑いました。
ロールパンナも一緒に笑いました。
ロールパンナの赤いハートは、ドキドキと赤く光りました。
それはとても快いものでした、と同時に苦しくもありました。
私はローラのためなら何でも出来る。
ロールパンナはそう思いました。
二人はいつまでも一緒に笑っていました。
赤いハートはその思いにあわせて激しく鼓動しました。
そしてロールパンナはこの気持ちを、決して忘れませんでした。
こころがかわる
思い出す 愛と 優しいこころを
ああ いまは よくわかる よくみえる
うれしいんだ ルルララララルララ
ローラ姫は、入浴してさっぱりしました。
ロールパンナが浴槽の準備をしてくれたり、髪を洗ってくれたりしたので、まるで本当のお姫様のようでした。
その後、寝室のクローゼットに入り、ロールパンナと一緒にたくさんのクッションをベッドに運びました。
ベッドはとても大きかったので、全部並べてもまだ十分に二人が寝る場所がありました。
ローラはベッドに入り、うきうきしていました。
何しろ、このお城にお客様が泊まるということは、初めてだったからです。
まして親友を泊めるなんていうことは。
気がつくと、ロールパンナはじゅうたんの上に寝そべっていました。
「…ロールパンナ?」
なぜ、一緒にベッドを用意したのに、じゅうたんの上に寝るのだろうと、ローラは怪訝に思いました。
「一緒に寝ようよ」
とローラは 言いました。
しかし、ロールパンナは、
「わたしは、ここでいい」
と、ベッドに入ろうとはせず、マントを自分の身体に巻きつけました。
ロールパンナは今までずっと、洞穴や草原で寝ていたのでふわふわのベッドで寝るのが、なんだか恐かったのでした。
そんなロールパンナにとっては、じゅうたんでさえとても気持ちのいい寝床に思えたのでした。
ローラは口を真一文字に結んで、しばらくロールパンナを見ていましたが、持っていたクッションをロールパンナに投げつけました。
次から次へ、いくつもいくつも、投げました。
どんどん投げたものですから、ロールパンナはクッションに埋もれて見えなくなってしまいました。
我に返ったローラは、なんて事をしてしまったのだろう、とすぐに謝ろうとしました。
するとやわらかいクッションが、ローラの顔にぶつかりました。
ロールパンナが、クッションを投げ返してきたのでした。
その表情は楽しそうでした。
それを見るとローラはいっぺんに元気になりました。
「やったなぁ!」
とクッションを拾い、投げ返しました。
そして、クッションの中でもがいているロールパンナに向かって飛びかかりました。
ロールパンナの身体は勝手に反応していました。
あっという間にローラを組み伏せていたのです。
あわててロールパンナは手を離し、
「すまない、大丈夫?」
と聴きました。
ローラは、
「これくらい、へっちゃらさ」
といいましたが、やっぱり痛そうでした。
「私はどこにいても迷惑をかけてしまうな…」
とロールパンナは寂しそうにいいました。
ローラはあわててロールパンナの手をとり、
「誰だって間違える事はあるよ」
とロールパンナを慰めました。
それでもロールパンナは少し寂しそうでした。
「さぁ、もう寝ようぜ」
とわざと元気よく言って、
「ロールパンナも、ベッドで寝ろよ。あたいがついているから寂しくないだろ?」
と冗談めかして言いました。
ロールパンナは
「うん…」
とうなづきました。
ロールパンナはふかふかのベッドの中で身体を硬くしていました。
それに気がついたローラは、そっとロールパンナの手を握ってあげました。
ロールパンナはちょっと驚いた顔をしましたが、息を大きく吸って、はきました。
そして、にっこり笑って、
「暖かい…」
と言いました。
ローラも、微笑みました。
「まるで、雲の中で寝ているみたいだ」
「そうさ、ここはうきぐも城だからな」
「でも、雲よりもずっと暖かい」
「ふたりで寝るとよけいさぁ」
ロールパンナは、微笑みながら、なぜだか泣きたいような気持ちになりました。
今まで誰かと一緒に、他人に心を開くことはほとんど無かったのです。
「ローラ…」
と呼んでみました。
「ん?」
「ローラ?」
「なんだい?」
「…ローラ…」
「なんだよぅ」
ロールパンナはローラの名を口にするたび快い気持ちがこころの中に生まれるのでした。
ローラは何度も自分の名を呼ぶロールパンナを見てくすくす笑いました。
ロールパンナも一緒に笑いました。
ロールパンナの赤いハートは、ドキドキと赤く光りました。
それはとても快いものでした、と同時に苦しくもありました。
私はローラのためなら何でも出来る。
ロールパンナはそう思いました。
二人はいつまでも一緒に笑っていました。
赤いハートはその思いにあわせて激しく鼓動しました。
そしてロールパンナはこの気持ちを、決して忘れませんでした。
2010年11月1日月曜日
青いハート (ファン小説)
あくまの声がささやくよ
お前はあくまの子
正しい奴はみんな敵
青いハートは悪いハート
ロールパンナは飛び起きました。
一瞬どこにいるのか思い出せないほど混乱していました。
そこはよくロールパンナが夜を過ごすのに使っている洞穴でした。
空は白々と明るくなりかけ、もうすぐ暖かい朝がやってくることを告げているようでした。
ロールパンナは深いため息をつき、額の汗を拭いました。
恐ろしい夢を見ていたのでした。
それは青いハートの力が、とてつもなく大きくなってしまう夢でした。
夢の中で、ロールパンナはアンパンマンを倒し、ばいきんまんを壊し、メロンパンナを失い、次に自分が何をするのか気がついてしまいました。
それは「自分を壊すこと」でした。
長い間冷たい岩に囲まれ、ロールパンナの心はずいぶんとささくれ立ってしまっているようでした。
ロールパンナはもう一度寝ようかとも思いましたが、きっともう眠れないと思いなおし、外に出ていきました。
冷え切った身体に、つめたい朝の風が吹き付けました。
ちょっと身震いをして薄暗い空に飛び立ちました。
こんな気分の時は、いつも花を見に行くことにしていたのでした。
ばいきんまんは朝食のあと、ばいきんUFOに乗り込み花を探しに出かけました。
ドキンちゃんがいつもの様にわがままを言い出したのです。
「わたしの部屋をお花でい~っぱいにしたいの~。」
「わたしはまるでお花のお姫様~。」
ばいきんまんはどこからそんなアイデアを思いつくのかと思いながら、
「ドキンちゃんがお花畑に行けば~…」
と言ってみましたが、
「いいから行ってきなぁ!!」
と一蹴されてしまったのです。
「俺様きれいなお花なんてだ~いっ嫌いだもんね…」
独り言を言いながら、ばいきんUFOから大きな袋と鎌を持ったマジックハンドを伸ばしました。
ロールパンナは、すばやくロールリボンを繰り出しました。
リボンは一撃でばいきんUFOのマジックハンドを断ち切りました。
「だ、誰だっ!!」
ばいきんまんは驚いて振り返りました。
「ロールパンナ!?」
ロールパンナはばいきんまんの顔を見ると、自分の苦しみの原因を思い出しました。
すべてこのばいきんまんが悪いのだ、と思いました。
壊せ。
青いハートはロールパンナにそう命令しました。
こいつを壊せばすべてが解決する、壊してしまえ。
ロールパンナは背筋にゾクリと冷たい物を感じました。
確かにそのとおりだ、と思ってしまったのです。
「ロールパンナ!!お前、アンパンマンを倒すのはどうした!」
ばいきんまんは叫びました。
「アンパンマン?」
なぜここでアンパンマンの事が出てくるのだろう、とロールパンナは思いました。
「そーだ! アンパンマンこそお前が倒すべき相手なのだ!」
「なぜ」
「アンパンマンがいるからお前はメロンパンナと暮らせないのだ!!」
ズキっと心の奥が痛みました。
「アンパンマン…。」
アンパンマンは私に無い物をすべて持っている、とロールパンナは気がつきました。
皆に好かれ、正義を体現し、そしてゆるぎない心を持っている。
そしてメロンパンナも。
そう思うと自分が情けなく、無価値な存在のように思えてくるのでした。
そしてアンパンマンがねたましく、心に醜い感情が燃え盛ってしまうのでした。
アンパンマンはちょうど朝のパトロールをしている所でした。
「ばいきんまん!!お花畑を荒らすのはやめるんだ!!」
そう言ってから、アンパンマンはロールパンナに気がついて、驚いた顔をしました。
「…ロールパンナちゃん」
その瞳は穏やかでした。
「ロールパンナ!! アンパンマンを倒すのだ!!」
ばいきんまんの声が耳に響きました。
しかしアンパンマンは、落ちているマジックハンドに気がつき、
「ロールパンナちゃん、花を守ってくれてたんだね!」
と、嬉しそうに言いました。
けれども、ロールパンナの心はその無邪気な態度を見て、ますますアンパンマンを憎らしく感じてしまうのでした。
「アンパンマン!!お前を倒す!!」
声に出して言いました。
それは、自分に言い聞かせるためでした。
アンパンマンと戦い始めたロールパンナを見て、ばいきんまんは
「いいぞー!!それ、やっつけろ~!!」
と応援しつつ、鎌と袋を拾い上げ花を次々に袋につめていきました。
リボンを繰り出し、逃げ回るアンパンマンを追いかけながらロールパンナは別のことを考えていました。
この戦いに決着がつくことはあるのだろうか?
私は永遠に二つの心の間で苦しむのではないのだろうか?
アンパンマンが地面に着かんばかりに低く飛んでいる所を、上からリボンで一撃しました。
けれどもすんでのところで当たりませんでした。
ぱっと花びらが散りました。
ロールパンナはその光景を見て、自分の怒りが収まるのを感じました。
それだけでなく、もう何をする気も起きませんでした。
ロールパンナはリボンを納め、ゆっくり花の真ん中に降り立ちました。
アンパンマンは嬉しそうに、
「ロールパンナちゃん…」
といいました。
けれどもロールパンナのアンパンマンをねたましく思う気持ちは変わっていなかったのです。
そして、そんな気持ちに支配される自分を情けなく思う気持ちも、やっぱり変わっていませんでした。
花畑に立ち尽くし、ロールパンナは自分を真っ二つに引き裂いて、青いハートを捨ててしまいたくなりました。
新しい自分になれたら、正義の側にしっかり立つことが出来たら…。
ばいきんまんは捨て台詞を残して立ち去ろうとしました。
ふと見ると、ロールパンナもついてきていました。
ロールパンナはアンパンマンと一緒に帰ることは出来なかったのです。
そして、孤独に押しつぶされそうな心は、他人の近くにいることを望んだのでした。
ばいきんまんは無表情についてくるロールパンナを見ながら、そのうちばいきん草のエキスを入れてやらなくては、と思いました。
お前はあくまの子
正しい奴はみんな敵
青いハートは悪いハート
ロールパンナは飛び起きました。
一瞬どこにいるのか思い出せないほど混乱していました。
そこはよくロールパンナが夜を過ごすのに使っている洞穴でした。
空は白々と明るくなりかけ、もうすぐ暖かい朝がやってくることを告げているようでした。
ロールパンナは深いため息をつき、額の汗を拭いました。
恐ろしい夢を見ていたのでした。
それは青いハートの力が、とてつもなく大きくなってしまう夢でした。
夢の中で、ロールパンナはアンパンマンを倒し、ばいきんまんを壊し、メロンパンナを失い、次に自分が何をするのか気がついてしまいました。
それは「自分を壊すこと」でした。
長い間冷たい岩に囲まれ、ロールパンナの心はずいぶんとささくれ立ってしまっているようでした。
ロールパンナはもう一度寝ようかとも思いましたが、きっともう眠れないと思いなおし、外に出ていきました。
冷え切った身体に、つめたい朝の風が吹き付けました。
ちょっと身震いをして薄暗い空に飛び立ちました。
こんな気分の時は、いつも花を見に行くことにしていたのでした。
ばいきんまんは朝食のあと、ばいきんUFOに乗り込み花を探しに出かけました。
ドキンちゃんがいつもの様にわがままを言い出したのです。
「わたしの部屋をお花でい~っぱいにしたいの~。」
「わたしはまるでお花のお姫様~。」
ばいきんまんはどこからそんなアイデアを思いつくのかと思いながら、
「ドキンちゃんがお花畑に行けば~…」
と言ってみましたが、
「いいから行ってきなぁ!!」
と一蹴されてしまったのです。
「俺様きれいなお花なんてだ~いっ嫌いだもんね…」
独り言を言いながら、ばいきんUFOから大きな袋と鎌を持ったマジックハンドを伸ばしました。
ロールパンナは、すばやくロールリボンを繰り出しました。
リボンは一撃でばいきんUFOのマジックハンドを断ち切りました。
「だ、誰だっ!!」
ばいきんまんは驚いて振り返りました。
「ロールパンナ!?」
ロールパンナはばいきんまんの顔を見ると、自分の苦しみの原因を思い出しました。
すべてこのばいきんまんが悪いのだ、と思いました。
壊せ。
青いハートはロールパンナにそう命令しました。
こいつを壊せばすべてが解決する、壊してしまえ。
ロールパンナは背筋にゾクリと冷たい物を感じました。
確かにそのとおりだ、と思ってしまったのです。
「ロールパンナ!!お前、アンパンマンを倒すのはどうした!」
ばいきんまんは叫びました。
「アンパンマン?」
なぜここでアンパンマンの事が出てくるのだろう、とロールパンナは思いました。
「そーだ! アンパンマンこそお前が倒すべき相手なのだ!」
「なぜ」
「アンパンマンがいるからお前はメロンパンナと暮らせないのだ!!」
ズキっと心の奥が痛みました。
「アンパンマン…。」
アンパンマンは私に無い物をすべて持っている、とロールパンナは気がつきました。
皆に好かれ、正義を体現し、そしてゆるぎない心を持っている。
そしてメロンパンナも。
そう思うと自分が情けなく、無価値な存在のように思えてくるのでした。
そしてアンパンマンがねたましく、心に醜い感情が燃え盛ってしまうのでした。
アンパンマンはちょうど朝のパトロールをしている所でした。
「ばいきんまん!!お花畑を荒らすのはやめるんだ!!」
そう言ってから、アンパンマンはロールパンナに気がついて、驚いた顔をしました。
「…ロールパンナちゃん」
その瞳は穏やかでした。
「ロールパンナ!! アンパンマンを倒すのだ!!」
ばいきんまんの声が耳に響きました。
しかしアンパンマンは、落ちているマジックハンドに気がつき、
「ロールパンナちゃん、花を守ってくれてたんだね!」
と、嬉しそうに言いました。
けれども、ロールパンナの心はその無邪気な態度を見て、ますますアンパンマンを憎らしく感じてしまうのでした。
「アンパンマン!!お前を倒す!!」
声に出して言いました。
それは、自分に言い聞かせるためでした。
アンパンマンと戦い始めたロールパンナを見て、ばいきんまんは
「いいぞー!!それ、やっつけろ~!!」
と応援しつつ、鎌と袋を拾い上げ花を次々に袋につめていきました。
リボンを繰り出し、逃げ回るアンパンマンを追いかけながらロールパンナは別のことを考えていました。
この戦いに決着がつくことはあるのだろうか?
私は永遠に二つの心の間で苦しむのではないのだろうか?
アンパンマンが地面に着かんばかりに低く飛んでいる所を、上からリボンで一撃しました。
けれどもすんでのところで当たりませんでした。
ぱっと花びらが散りました。
ロールパンナはその光景を見て、自分の怒りが収まるのを感じました。
それだけでなく、もう何をする気も起きませんでした。
ロールパンナはリボンを納め、ゆっくり花の真ん中に降り立ちました。
アンパンマンは嬉しそうに、
「ロールパンナちゃん…」
といいました。
けれどもロールパンナのアンパンマンをねたましく思う気持ちは変わっていなかったのです。
そして、そんな気持ちに支配される自分を情けなく思う気持ちも、やっぱり変わっていませんでした。
花畑に立ち尽くし、ロールパンナは自分を真っ二つに引き裂いて、青いハートを捨ててしまいたくなりました。
新しい自分になれたら、正義の側にしっかり立つことが出来たら…。
ばいきんまんは捨て台詞を残して立ち去ろうとしました。
ふと見ると、ロールパンナもついてきていました。
ロールパンナはアンパンマンと一緒に帰ることは出来なかったのです。
そして、孤独に押しつぶされそうな心は、他人の近くにいることを望んだのでした。
ばいきんまんは無表情についてくるロールパンナを見ながら、そのうちばいきん草のエキスを入れてやらなくては、と思いました。
2010年10月26日火曜日
うきぐも城のローラ姫 (ファン小説)
きみは小さな歯車で ぼくも小さな歯車さ
ひとつひとつは役立たず
それでも二つあわせれば
不思議な力が生まれるのだ
真っ白なくもの上に不思議なお城が建っていました。
そこに一人っきりで暮らしているローラ姫は機械を直しているところでした。
最後のネジを締め終わって、ロールパンナ、と呼びかけようとしてローラは思わず振り返りました。
しかしそのとき、もう彼女はいないことに気がつきました。
もう何度目だろうと、ローラはついため息をついてしまうのでした。
湯船に身を沈めローラは考えました。
わたしは、ずっと一人で空気を綺麗にする仕事をしてきた。
たまに手伝いを申し出てきたやつらも、私の汚染された髪を見ると逃げ帰っていった。
もう誰の助けも要らないと思っていた。期待を裏切られるよりそう思っていたほうが楽だった。
そこに彼女がやってきたのだ。
ロールパンナが。
彼女は特別だった。
ひどく汚染され黒くなってしまった髪を見ても動じなかった。
そして私に大切な事を教えてくれた。
「仲間」という物を。
あの時別れなければ…と考えかけて、ローラはあわてて頭を振りました。
もし彼女がここにいれば私はどんなに嬉しいだろう。
でも、彼女からあの妹や他の仲間たちを奪うのは、あまりに身勝手な事だ。
そんなこと今まで何度も考えた事じゃないか。
私がこんなに未練がましいとは自分でも驚きだよ。
しかしローラは機械を直すとき、髪を洗うとき、着替えるとき、考えないようにしていても、
どうしても、かいがいしく世話してくれたロールパンナのことを、思い出してしまうのでした。
ひとに髪を洗ってもらうのが、あんなに気持ちいいとは知らなかった。
あんたのせいであたいは寂しくてたまらないよ。
この城にはどこもかしこもロールパンナの思い出が刻まれている。
庭の石段に膝を抱えて座り、咲き誇る沢山のまごごろ草の花を眺めながらそう思いました。
ローラにはここでロールパンナのために歌を作ったことが、まるで夢のように感じられました。
あの時と同じ月夜なのに、ここが本当に同じ場所なのだろうか、と思うぐらいがらんとして見えました。
そういえば、あの時以来ハープも触っていない。
私に歌を作るなんてどうして出来たんだろう?
まごころ草の向こうに誰かが動いたような気がしました。
ローラは、気のせいだろうと思いました。この城を訪れる者などいやしない。
そよ風に揺れる花たちが、ありもしない人影を見せているのだろう、と思いました。
けれども月の光に照らされたその人影は次第にはっきりとしてきて、風になびくマントや真っ白な覆面が見分けられるようになったのでした。
「ロールパンナ!!」
はじかれたようにローラは立ち上がって、駆け寄りました。
少し照れたように笑う覆面の少女は確かにロールパンナでした。
青白い月の光をまとったロールパンナはとてもきれいでした。
「どうしたんだい?あたいが恋しくなって戻ってきたのかい?」
嬉しくてたまらないはずなのに、ローラは意地悪そうな声を出してしまいました。
「ローラの顔が…見たくなったんだ。」
言葉少なくいうロールパンナはやっぱり変わっていませんでした。
「あたいは見せ物じゃ無いよ。」
ローラは怒った顔をしようとしましたが、上手くいきませんでした。
ロールパンナは何も言わずにローラの隣に腰を下ろしました。
そうだった。ロールパンナは言葉より行動なのだった。
そう思い出してローラも腰を下ろしました。
「…ロールパンナ…。」
しばらく二人で月夜のまごころ草を眺めたあと、さりげなくローラは話しかけようとしました。
けれども、言葉が何故か、のどに詰まったように上手く出てきませんでした。
そして振り向いたロールパンナの澄み切った瞳を見ると、何を話そうとしたのかも思い出せなくなってしまいました。
ローラの心からは、話したい事と、話すべき事と、秘めておくべき思いがいっぺんに出て来そうになって、ローラは何がなんだか分からなくなってしまいました。
ローラは気がつくとロールパンナの胸で泣きじゃくっていました。
ロールパンナは、何も言わずローラの背中をさすってくれました。
あぁ、ロールパンナ、あんたはどうしてこんなにやさしいんだろう。
そう思っていると頭にぽつりと冷たい物を感じました。
顔を上げてロールパンナの顔を見ると、その目にも涙があふれていました。
「どうしてあんたまで泣いているんだい?」
とローラは聞きました。
ロールパンナは驚いたような顔をして、自分の頬に手を当てました。
そして不思議そうにその手を眺めながら、
「分からない…。」
と言いました。
ローラはくすりと笑い、目を袖で拭い、
「で?わざわざあたいの泣き顔を見に来たのかい?」
とまだ赤い目で、照れ隠しにそういいました。
ロールパンナは言いました。
「…わたしたちは遠く離れていてもずっと友達だ。」
「それを言いにわざわざ来たのかい?」
「…あぁ。」
ただそのためだけに、こんな遠くまで飛んできたのだろうか?とローラは思いました。
ロールパンナにはきっと、もっと言いたいことがあるのに、言葉にすることができないのでしょう。
そう思い当たったローラは、なんだかとてもロールパンナが愛おしく感じられました。
そうか、私がくよくよしている間に、ロールパンナはさっさとあたいに会いに来たのか。
そう思うと嬉しくなってローラの心の真ん中から熱く快い感情が体の隅ずみにまで一杯になりました。
さっきまで泣きじゃくっていたのがうその様に心がうきうき、体がわくわくしてきました。
ローラは笑い始めました。はじめはくすくすと、次第に大きく口を開けて笑いました。
泣いたり笑ったり忙しいな、とローラは思いそれもおかしく感じられました。
そしてロールパンナを思いっきり抱きしめました。
驚いたようにローラを見つめていたロールパンナも、いつしか一緒に笑い始めていました。
二人は笑いながらまごころ草の中に倒れて、それでも笑い続けました。
あぁ、一緒に泣いたり笑ったり出来る友達っていいものだなぁ。
初めて会ったときもこんなだった。
ローラは笑いながらそう思いました。
ローラは目を覚ましました。
いつしか、まごころ草の花の中で眠っていたのでした。
月の傾きを見るとそんなに時間はたっていない様でした。
夢か…。とそう思いましたが、ふと思い当たりました。
ロールパンナにはまごころ草の花粉が入っている。
それなら、この花畑はロールパンナの心に通じていてもおかしくはない。
もしかしたらロールパンナも同じ夢を見ていたかもしれない。
互いを思う気持ちが、こんな夢を見させたのかもしれない…。
ローラは、まごころ草の中で手足を伸ばしてみました。
長い間この城で暮らしていながらこんな事をするのは初めてでした。
風に揺れるまごころ草はかすかに鈴のような音色を奏でました。
そしてほのかな香りに気づきました。
あ、ロールパンナのにおいだ。
そうローラは思いました。
ひとつひとつは役立たず
それでも二つあわせれば
不思議な力が生まれるのだ
真っ白なくもの上に不思議なお城が建っていました。
そこに一人っきりで暮らしているローラ姫は機械を直しているところでした。
最後のネジを締め終わって、ロールパンナ、と呼びかけようとしてローラは思わず振り返りました。
しかしそのとき、もう彼女はいないことに気がつきました。
もう何度目だろうと、ローラはついため息をついてしまうのでした。
湯船に身を沈めローラは考えました。
わたしは、ずっと一人で空気を綺麗にする仕事をしてきた。
たまに手伝いを申し出てきたやつらも、私の汚染された髪を見ると逃げ帰っていった。
もう誰の助けも要らないと思っていた。期待を裏切られるよりそう思っていたほうが楽だった。
そこに彼女がやってきたのだ。
ロールパンナが。
彼女は特別だった。
ひどく汚染され黒くなってしまった髪を見ても動じなかった。
そして私に大切な事を教えてくれた。
「仲間」という物を。
あの時別れなければ…と考えかけて、ローラはあわてて頭を振りました。
もし彼女がここにいれば私はどんなに嬉しいだろう。
でも、彼女からあの妹や他の仲間たちを奪うのは、あまりに身勝手な事だ。
そんなこと今まで何度も考えた事じゃないか。
私がこんなに未練がましいとは自分でも驚きだよ。
しかしローラは機械を直すとき、髪を洗うとき、着替えるとき、考えないようにしていても、
どうしても、かいがいしく世話してくれたロールパンナのことを、思い出してしまうのでした。
ひとに髪を洗ってもらうのが、あんなに気持ちいいとは知らなかった。
あんたのせいであたいは寂しくてたまらないよ。
この城にはどこもかしこもロールパンナの思い出が刻まれている。
庭の石段に膝を抱えて座り、咲き誇る沢山のまごごろ草の花を眺めながらそう思いました。
ローラにはここでロールパンナのために歌を作ったことが、まるで夢のように感じられました。
あの時と同じ月夜なのに、ここが本当に同じ場所なのだろうか、と思うぐらいがらんとして見えました。
そういえば、あの時以来ハープも触っていない。
私に歌を作るなんてどうして出来たんだろう?
まごころ草の向こうに誰かが動いたような気がしました。
ローラは、気のせいだろうと思いました。この城を訪れる者などいやしない。
そよ風に揺れる花たちが、ありもしない人影を見せているのだろう、と思いました。
けれども月の光に照らされたその人影は次第にはっきりとしてきて、風になびくマントや真っ白な覆面が見分けられるようになったのでした。
「ロールパンナ!!」
はじかれたようにローラは立ち上がって、駆け寄りました。
少し照れたように笑う覆面の少女は確かにロールパンナでした。
青白い月の光をまとったロールパンナはとてもきれいでした。
「どうしたんだい?あたいが恋しくなって戻ってきたのかい?」
嬉しくてたまらないはずなのに、ローラは意地悪そうな声を出してしまいました。
「ローラの顔が…見たくなったんだ。」
言葉少なくいうロールパンナはやっぱり変わっていませんでした。
「あたいは見せ物じゃ無いよ。」
ローラは怒った顔をしようとしましたが、上手くいきませんでした。
ロールパンナは何も言わずにローラの隣に腰を下ろしました。
そうだった。ロールパンナは言葉より行動なのだった。
そう思い出してローラも腰を下ろしました。
「…ロールパンナ…。」
しばらく二人で月夜のまごころ草を眺めたあと、さりげなくローラは話しかけようとしました。
けれども、言葉が何故か、のどに詰まったように上手く出てきませんでした。
そして振り向いたロールパンナの澄み切った瞳を見ると、何を話そうとしたのかも思い出せなくなってしまいました。
ローラの心からは、話したい事と、話すべき事と、秘めておくべき思いがいっぺんに出て来そうになって、ローラは何がなんだか分からなくなってしまいました。
ローラは気がつくとロールパンナの胸で泣きじゃくっていました。
ロールパンナは、何も言わずローラの背中をさすってくれました。
あぁ、ロールパンナ、あんたはどうしてこんなにやさしいんだろう。
そう思っていると頭にぽつりと冷たい物を感じました。
顔を上げてロールパンナの顔を見ると、その目にも涙があふれていました。
「どうしてあんたまで泣いているんだい?」
とローラは聞きました。
ロールパンナは驚いたような顔をして、自分の頬に手を当てました。
そして不思議そうにその手を眺めながら、
「分からない…。」
と言いました。
ローラはくすりと笑い、目を袖で拭い、
「で?わざわざあたいの泣き顔を見に来たのかい?」
とまだ赤い目で、照れ隠しにそういいました。
ロールパンナは言いました。
「…わたしたちは遠く離れていてもずっと友達だ。」
「それを言いにわざわざ来たのかい?」
「…あぁ。」
ただそのためだけに、こんな遠くまで飛んできたのだろうか?とローラは思いました。
ロールパンナにはきっと、もっと言いたいことがあるのに、言葉にすることができないのでしょう。
そう思い当たったローラは、なんだかとてもロールパンナが愛おしく感じられました。
そうか、私がくよくよしている間に、ロールパンナはさっさとあたいに会いに来たのか。
そう思うと嬉しくなってローラの心の真ん中から熱く快い感情が体の隅ずみにまで一杯になりました。
さっきまで泣きじゃくっていたのがうその様に心がうきうき、体がわくわくしてきました。
ローラは笑い始めました。はじめはくすくすと、次第に大きく口を開けて笑いました。
泣いたり笑ったり忙しいな、とローラは思いそれもおかしく感じられました。
そしてロールパンナを思いっきり抱きしめました。
驚いたようにローラを見つめていたロールパンナも、いつしか一緒に笑い始めていました。
二人は笑いながらまごころ草の中に倒れて、それでも笑い続けました。
あぁ、一緒に泣いたり笑ったり出来る友達っていいものだなぁ。
初めて会ったときもこんなだった。
ローラは笑いながらそう思いました。
ローラは目を覚ましました。
いつしか、まごころ草の花の中で眠っていたのでした。
月の傾きを見るとそんなに時間はたっていない様でした。
夢か…。とそう思いましたが、ふと思い当たりました。
ロールパンナにはまごころ草の花粉が入っている。
それなら、この花畑はロールパンナの心に通じていてもおかしくはない。
もしかしたらロールパンナも同じ夢を見ていたかもしれない。
互いを思う気持ちが、こんな夢を見させたのかもしれない…。
ローラは、まごころ草の中で手足を伸ばしてみました。
長い間この城で暮らしていながらこんな事をするのは初めてでした。
風に揺れるまごころ草はかすかに鈴のような音色を奏でました。
そしてほのかな香りに気づきました。
あ、ロールパンナのにおいだ。
そうローラは思いました。
2010年10月11日月曜日
「アンパンマン大研究」読んだ
アンパンマンにはまって、必読書ともいえる「アンパンマン大研究」を読んでみました。
まだほとんどのエピソードを見たことが無く、劇場版ですらすべて見たわけで無いのですが、なんとなく違和感を感じる部分を抜書きしてみたいと思います。
なお、回答は研究者が行っている場合と原作者のやなせたかしが行っている場合があります。
p32
アンパンマンは、どのようにして生まれたのですか?
回答(抜粋)
ジャムおじさんが世界一のあんパンを作ろうとして、かまどでパンを焼いていたとき、パン工場の煙突から「命の星」が落ちてきて生まれました。(研
これは「アンパンマン誕生」で語られる事ですね。結構有名なエピソードだと思います。
しかし、問題は次の質問の答えです。
p40
アンパンマンが顔を交換した後、もとの顔はどうなりますか?
回答:(抜粋)
古いアンパンマンの顔は、交換したとたんに消滅するのです。顔は、アンパンマンの生命そのものです。新しい顔を取り付け新しい生命が誕生すると、古い生命つまり古い顔は消えてなくなるわけです。(や
アンパンマンの命は「命の星」じゃないのか…?
「命の星のドーリィ」ではアンパンマンから命の星が出て行ってしまう、と言うシーンがあり、それはアンパンマンの死を意味するように描かれていました。
しかしその一方、命の星はアンパンマンの身体に溶け込んでいる、と言及されていました。
つまり、アンパンマンの生まれる切っ掛けともなった命の星は、顔を交換すると体のほうから新しく供給されると言うことなのかもしれません。
p48
アンパンマンは死にますか?
回答(抜粋)
顔を取り替えさえすれば、新しい生命が誕生するのですから、死にません。(研
アンパンマンワールドは、不老不死の世界です。(や
これも前述の「命の星のドーリィ」、また「勇気の花が開くとき」ではアンパンマンが死んだような描写があったことから、少し疑問の残る回答と言えます。
しかし、明確に誰かが死んだことは無いのかもしれません。
アンパンマン、ドーリィ、ドキンちゃんなど「死んだような描写」があっても必ず救済されていますから。
生まれ変わる事で蘇っているのは「死ぬ」とは考えないのかもしれません。
p58
ばいきんまんは、どうやって生まれたのですか?
回答(抜粋)
ばいきん星から、たまご型UFOに乗ってきました。(や
これも少し疑問ですね。
アニメではバイキンマンが生まれた時の事を扱うとき、大体地球に来てたまごから生まれたシーンを流します。
しかし、この回答、よく見ると「どうやって生まれたか」には回答していませんね。
ドキンちゃんの場合は、今の姿で大きなたまごから出てきたのでUFOであると考えることが出来ますが。
p69
ドキンちゃんは、いつ生まれたのですか?
回答
ドキンちゃんに限らず、他のすべてのキャラクターすべて、よく分かりません。妖精は空気のようなものですから、いつの間にかそこにいる、という感じです。
この辺の回答はいかにも童話の世界と言う感じです。
p94
カレーパンマンは、誰が作ったのですか?
回答
カレーパンマンが最初に登場したとき、ジャムおじさんが自分で作ったと言っています。このとき、アンパンマン誕生と同じように。、「命の星」が落ちてきたかどうかは不明です。(研
アンパンマンを作ったときのノウハウがありますから(や
ジャムおじさんは命の星が無くても生きたパンを作れるようです。メロンパンナやロールパンナを作る話があるので明らかです。
p114
この国は、なんと言う名前ですか?
回答(抜粋)
日本です。(研
日本ですが現実の世界ではなく、アンパンマンワールドです(や
ここにはビックリしました。確かに日本の行事を行っていますからね…。
アメコミで言うマルチユニバースとかパラレルワールドのようなものですね。
p123
この世界には、外国もあるのですか?
回答(抜粋)
あります。どうやら私たちの知っている実在する国と酷似した国ぐにがあるようです。ただし、国民はみんな動物人間で、モニュメントも動物型になっているようです(研
アンパンマンワールドにおける外国は、すべてバーチャルランドです(や
この「バーチャルランド」と言うのが、アンパンマン世界におけるバーチャルなのか、アンパンマン世界を含んでバーチャルなのかがちょっと疑問です。
この文脈で行くと前者のようですが…。
p125
この星は、なんと言う星ですか?
回答(抜粋)
地球です。(研
地球ですが、私たちの存在する地球とはまったくの別世界です。例えば、ピーターパンに出てくるネバーランドのようなものです。(や
この辺もパラレルワールドっぽいです。
p126
この世界の地図を見せてください
回答
地形などはなんだかよくわかりません。なぜならバーチャルランドだからです。「地図らしきもの」と言っておきましょう。(や
この回答を見るとやはりアンパンマン世界そのものがバーチャル(空想)と言うことですかね。
p128
アンパンマンワールドでは、なぜ食べ物が生きているのですか?
回答
食べ物は生命やエネルギーの源で、イースト菌も酵素などもみんな生きています。彼らが、人のような象徴的な形になったのです。(や
象徴的な形、と言うことは寓話のようなものですかね。
この辺、アンパンマン世界の中のこととアンパンマンと言う作品のこととが混ざり合っている感じですね。
ハンバーガーキッドは、どこから生まれたのですか?
回答
アンパンマンワールドのどこかで、突然生まれました。(や
つまり、やなせ先生の頭の中で突然生まれた、と言うことですかね。
まだほとんどのエピソードを見たことが無く、劇場版ですらすべて見たわけで無いのですが、なんとなく違和感を感じる部分を抜書きしてみたいと思います。
なお、回答は研究者が行っている場合と原作者のやなせたかしが行っている場合があります。
p32
アンパンマンは、どのようにして生まれたのですか?
回答(抜粋)
ジャムおじさんが世界一のあんパンを作ろうとして、かまどでパンを焼いていたとき、パン工場の煙突から「命の星」が落ちてきて生まれました。(研
これは「アンパンマン誕生」で語られる事ですね。結構有名なエピソードだと思います。
しかし、問題は次の質問の答えです。
p40
アンパンマンが顔を交換した後、もとの顔はどうなりますか?
回答:(抜粋)
古いアンパンマンの顔は、交換したとたんに消滅するのです。顔は、アンパンマンの生命そのものです。新しい顔を取り付け新しい生命が誕生すると、古い生命つまり古い顔は消えてなくなるわけです。(や
アンパンマンの命は「命の星」じゃないのか…?
「命の星のドーリィ」ではアンパンマンから命の星が出て行ってしまう、と言うシーンがあり、それはアンパンマンの死を意味するように描かれていました。
しかしその一方、命の星はアンパンマンの身体に溶け込んでいる、と言及されていました。
つまり、アンパンマンの生まれる切っ掛けともなった命の星は、顔を交換すると体のほうから新しく供給されると言うことなのかもしれません。
p48
アンパンマンは死にますか?
回答(抜粋)
顔を取り替えさえすれば、新しい生命が誕生するのですから、死にません。(研
アンパンマンワールドは、不老不死の世界です。(や
これも前述の「命の星のドーリィ」、また「勇気の花が開くとき」ではアンパンマンが死んだような描写があったことから、少し疑問の残る回答と言えます。
しかし、明確に誰かが死んだことは無いのかもしれません。
アンパンマン、ドーリィ、ドキンちゃんなど「死んだような描写」があっても必ず救済されていますから。
生まれ変わる事で蘇っているのは「死ぬ」とは考えないのかもしれません。
p58
ばいきんまんは、どうやって生まれたのですか?
回答(抜粋)
ばいきん星から、たまご型UFOに乗ってきました。(や
これも少し疑問ですね。
アニメではバイキンマンが生まれた時の事を扱うとき、大体地球に来てたまごから生まれたシーンを流します。
しかし、この回答、よく見ると「どうやって生まれたか」には回答していませんね。
ドキンちゃんの場合は、今の姿で大きなたまごから出てきたのでUFOであると考えることが出来ますが。
p69
ドキンちゃんは、いつ生まれたのですか?
回答
ドキンちゃんに限らず、他のすべてのキャラクターすべて、よく分かりません。妖精は空気のようなものですから、いつの間にかそこにいる、という感じです。
この辺の回答はいかにも童話の世界と言う感じです。
p94
カレーパンマンは、誰が作ったのですか?
回答
カレーパンマンが最初に登場したとき、ジャムおじさんが自分で作ったと言っています。このとき、アンパンマン誕生と同じように。、「命の星」が落ちてきたかどうかは不明です。(研
アンパンマンを作ったときのノウハウがありますから(や
ジャムおじさんは命の星が無くても生きたパンを作れるようです。メロンパンナやロールパンナを作る話があるので明らかです。
p114
この国は、なんと言う名前ですか?
回答(抜粋)
日本です。(研
日本ですが現実の世界ではなく、アンパンマンワールドです(や
ここにはビックリしました。確かに日本の行事を行っていますからね…。
アメコミで言うマルチユニバースとかパラレルワールドのようなものですね。
p123
この世界には、外国もあるのですか?
回答(抜粋)
あります。どうやら私たちの知っている実在する国と酷似した国ぐにがあるようです。ただし、国民はみんな動物人間で、モニュメントも動物型になっているようです(研
アンパンマンワールドにおける外国は、すべてバーチャルランドです(や
この「バーチャルランド」と言うのが、アンパンマン世界におけるバーチャルなのか、アンパンマン世界を含んでバーチャルなのかがちょっと疑問です。
この文脈で行くと前者のようですが…。
p125
この星は、なんと言う星ですか?
回答(抜粋)
地球です。(研
地球ですが、私たちの存在する地球とはまったくの別世界です。例えば、ピーターパンに出てくるネバーランドのようなものです。(や
この辺もパラレルワールドっぽいです。
p126
この世界の地図を見せてください
回答
地形などはなんだかよくわかりません。なぜならバーチャルランドだからです。「地図らしきもの」と言っておきましょう。(や
この回答を見るとやはりアンパンマン世界そのものがバーチャル(空想)と言うことですかね。
p128
アンパンマンワールドでは、なぜ食べ物が生きているのですか?
回答
食べ物は生命やエネルギーの源で、イースト菌も酵素などもみんな生きています。彼らが、人のような象徴的な形になったのです。(や
象徴的な形、と言うことは寓話のようなものですかね。
この辺、アンパンマン世界の中のこととアンパンマンと言う作品のこととが混ざり合っている感じですね。
ハンバーガーキッドは、どこから生まれたのですか?
回答
アンパンマンワールドのどこかで、突然生まれました。(や
つまり、やなせ先生の頭の中で突然生まれた、と言うことですかね。
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